17歳の保健体育

賢木修二の初体験「やぁッ……んッ、アッ……しゅーじっ、もぅッ!」「あぁ、いいよ。俺もすげぇキモチイイ。紫穂も、そのまま、な?」「んんッ! やぁぁああッ」甘く甲高い声が俺の耳に届く。それに合わせて限界だった自分のモノをティッシュで覆った。弾けた精液を零さないようにしながら最後まで出し切るように扱いて中に残ったものも全部吐き出してしまう。少し荒れた呼吸を整えるために深く息を吐くと、ふぅふぅと息を上げている紫穂の吐息がマイク越しに伝わってきて思わず顔が綻んでしまう。「だいぶ上手に一人でイケるようになってきたな?」そっと囁きかけるようにマイクに声を載せると、電話越しにふるりと紫穂が身体を震わせたのが気配でわかった。「恥ずかしがることないじゃん。何度も繰り返して身体が覚えてやっとキモチよくなれるんだって言ってるだろ? 紫穂は成長途中なんだからイケるようになるってことは喜ばしいことなんだって」「……そ、そうかもしれない、けど」「けど? なんだよ?」「……しゅ、修二は本当に、気持ち良いのかな、って」男の人は入れなきゃ満足できないって言うじゃない、と紫穂の小さくて弱々しい声が耳に届く。「え? 俺? 普通にキモチイイし割と満足してるけど? まぁそりゃできないのはさ、我慢するしかないじゃん。紫穂の為の我慢だから、俺は全然平気だぞ?」「そ、そう? ホント?」「ホントホント……え、もしかして頻度多いか? もっと電話減らした方がいい?」「えっ、そうじゃなくて! それは全然! そんなことないんだけど!」そうじゃなくて、そうじゃなくて、と小さく繰り返す紫穂に首を傾げながら、ふむ、と腕を組んだ。「じゃあお互い満足出来てるってコトじゃねぇの? 何か不安か?」「……そう、ね」何だかキレの悪い紫穂の返事を聞きながら、取り敢えず今日はもう遅いから、ということで通話を切った。まぁまた直接聞き出せばいいか、と軽い気持ちで考えていた俺は、この小さな引っ掛かりが後に大きな棘となって自分に襲いかかってくるなんて思ってもいなかった。

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