サンデー2019年29号の補完みたいな

「皆本、周囲を警戒しろ」「どうした?賢木」「国籍不明の潜水艦が浮上して、すぐに潜った」「…パンドラか?」「わからん。が、可能性は高いな」「わかった。引続き警戒を続けてくれ」遂に来たか、と思った。お前を支えてここまで向かってきたけれど、遂に、この日を迎えたか、と。頭ではわかっちゃいたが、いざ、現実となると、こうも重くのし掛かるとは。ふぅ、と溜め息を吐きながらレーダーのチェックを続ける。皆本のため、とドロシーの強化を手伝ってきた。それが、遂に形となってしまうのか。皆本のため、とはいえ、紫穂を裏切るような真似をして、感情が波打たないわけがなかった。皆本の洗脳を解くため、とただひたすら皆本だけを見て、考えないようにして自分を誤魔化して。いざ、今になって、本当にこれで良かったのか、これが本当に最良の選択だったのかと不安になってやがる。しっかりしろ、賢木修二。俺の目的は皆本の洗脳を解くことだ。彼女なら、紫穂ならきっと大丈夫だ。他のチルドレンたちも、きっとうまくやるはずだ。ああ、どうか。無事でいてくれ。

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